一国二制度か 2011 9 25

 2011年9月28日号のニューズウィーク日本版には、
このような記事があります。
(以下、引用)
「パレスチナ国家承認を過激派が歓迎しない理由」
 全世界の注目が集まるなか、
今週からニューヨークで始まる国連総会で、
パレスチナの国家承認問題が話し合われる。
(中略)
 パレスチナ内にも、
アッバスや自治政府の動きを冷ややかに見ている勢力がある。
ガザ地区を実効支配するイスラム過激派ハマスだ。
(中略)
 ヨルダン川西岸地区とガザ地区の見解は統一されておらず、
ハマスのアラア・アル・リファティ経済大臣は、
「いつもどおり片一方(西岸地区)の考えだ」と語っている。
 ハマスが疑問視しているのは、
西岸地区だけを統治する自治政府がパレスチナを代表することの正当性だ。
 「ハマスは国家承認申請を支持していない」と、
あるハマス幹部は語っている。
(以上、引用)
 イスラエルは、パレスチナの国家承認に反対しているから、
「敵の敵は味方」という理屈からすると、
イスラエルとハマスは一時的な同盟関係になれるか?
 さて、空想はともかく、
ヨルダン川西岸地区とガザ地区が「一国二制度」のようなものになると、
ただでさえ複雑な中東が、さらに難解なものになります。
 もし、ヨルダン川西岸地区とガザ地区が分裂して、
「ガザ共和国」となったら、収拾がつかなくなるかもしれません。































































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